こんにちは、たびれぽです。
前回の記事で取り上げたビデオキャオプチャーを使い、ゲーム実況に挑戦してみました。
Mac Pro 2009改造版で果たしてゲーム実況はできるのか?
とりえあえず、やってみました。
とりえあえず、やってみました。
4時間の生放送でもエラー無く完遂
ゲームはニンテンドースイッチの新作、A列車で行こう はじまる観光計画です。
結果、4時間の生放送と録画の同時処理にも耐えました!ゲーム実況はWindowsが良いとの評判だっただけに、期待以上のパフォーマンスですね。
生放送のアーカイブはこちらにあります。特に映像のカクツキは無いように見えます。
- 「A列車で行こう はじまる観光計画」のプレイ日誌
- ゲーム用チャンネルはこちら
執筆時点の最新動画
配信ソフトはOBS
Mac Pro 2009年モデルでの配信実績は、画像の通りです。OBSの画面右下に生放送時間、録画時間、CPU負荷が表示されています。この時は15%程度でした。
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オブソリートMacでも4時間の生放送+録画処理をこなした |
ハードも大事ですが、配信用のソフト「OBS」が熟成されていたのでしょう。特にエラーもなく完了しました。
なお、バージョンと設定は次の通りです。
配信ビットレートが5,000kbpsの場合、フルHDでの記録とはなりませんでした。CPUに余力があるため、次回はビットレートを8,000kbpsに引き上げ、さらに画質向上を狙ってみます。
音声トラック内訳は次の通りです。こうすることで、後でゲーム、またはマイクの音声レベルの調整等が可能となります。
- トラック1
- ゲームの音声
- トラック2
- マイクの音声
- トラック6
- トラック1と2の合成(ライブ配信用)
なお、私はこの設定で1度救われました。マイク音声レベルの設定を誤り、音量が小さくて声が聞き取りづらかったのです。そのため、録画された動画のトラック1の音量レベルを上げて解決しました。この関係でライブ放送時の動画はアーカイブせずに削除し、改めてリリースいたしました。
配信ビットレート8,500kbpsで運用
(2021年5月追記)
後日、配信ビットレートを8,500kbpsに引き上げたところ、無事にフルHDで配信、記録されていました。ただし、CPUもそれだけ高負荷になり、およそ30%前後でした。
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CPU使用率が34%を突破 |
負荷が高まることでCPUの温度も高まり(摂氏80度越え)、時折ファンの回転が速くなりました。消費電力も300Wを越えていましたので、それなりの覚悟が必要です。
A列車で行こうは鉄道会社経営シミュレーションで、中毒性が高いです。意外にも本格的で、数時間は平気でプレイできます。要注意ですね…^^;
配信環境について
Mac Proを延命改造し、使用しています。仕様は下記の通りです。
改造記録については、過去記事をご覧ください。
Mac ProのCPUは、2020年3月にX5690へ換装済みです。このCPUは2011年製で10年前の化石ですが、12コア24スレッドの威力は伊達じゃないですね。
使用したビデオキャプチャーについては、過去記事(Macも対応!激安のビデオキャプチャーを買ってみた|弱点もあった)をご覧ください。
(弱点など追加情報を、5月に追記しています)
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上段は12コア24スレッドのうち1スレッドの負荷で、分散されている 下段はGPUの負荷 |
当時はビデオカードも手頃な価格でしたが、現在はマイニング需要で高騰してますね…。振り返ると、本当にタイミングが良かったです。
動画編集、ゲーム生放送も問題なく動作したので、末長く使えそうなマシンです。
とはいえ、アップルの独自CPUを積んだ次世代のMacも気になります。
拡張性やメンテナンス、耐久性を考えるとデスクトップが良いと考えているので、次もMac Pro、Mac mini、iMac等の機種を検討することになりそうです。
2003年のPowerMac G5から外装デザインがほぼ同じの2009年モデル そして2012年最終モデルまで続いたデザイン |
スティーブ・ジョブズとジョナサン・アイヴのデザインとなる初代Mac Proのデザインは、これが唯一無二です。現状不満がないので、本当に欲しい製品が出るまではこのMacを使い続けます!
そして、退役後もインテリア用途で使い続けるでしょう。NAS等の使い道もあります。
この時代に、今なおこの機種を使っている人は相当ニッチかと思います。
同機種のオーナーがいらしたら、話が合いそうですね。
同機種のオーナーがいらしたら、話が合いそうですね。
それでは、また!