Mac Pro 2009を改造してみた:Bluetooth交換編

久し振りにMac Pro 改造ネタです。

これまで5つの交換をしました。詳しくは過去の記事をご覧ください。
  1. CPU
  2. メモリ
  3. ストレージ
  4. ビデオカード
  5. Wi-Fi
そして、まだ改造する余地がありました。

Bluetoothです。

Mac対応のBluetooth USBドングルを入手

PTM-UBT7Xのパッケージ

Mac Pro Early 2009は、Bluetoothがバージョン2.1と古いのが弱点。

今使っているMac Proは机のモニター接続に加え、リビングのテレビにもミラーリングで接続しています。

このため、リビングのソファーに座りながらMacを操作する時、Bluetooth接続のキーボードを使うのですが、どうも通信品質が悪くカクカクすることが多々ありました。

おそらく、Mac本体との距離があることと障害物による電波遮断が原因かなと思われます。



そこで、最新のBluetoothにバージョンアップをすれば、解決できるのではないかと考え、実行しました。


スペックの比較

色々と調べた結果、USBドングルを挿すことで簡単にバージョンアップができることが分かりました。しかも費用が2,000円未満とお安いです。

USBドングルなら、本体の外に突き出る形になるので電波もよく飛びそうですね。

  • 改造前
    • Bluetooth 2.1 + EDR
    • Mac Pro Early 2009 標準品
  • 改造後
    • Bluetooth 4.0 + EDR/LE
    • プリンストン Bluetooth USB アダプター Ver4.0+EDR/LE(省電力) PTM-UBT7X


2020年11月時点、アマゾンで1,673円でした

SDカードとのサイズ比較

ランプが常時点滅するのでちょっと目障りかも?

Bluetooth Explorerで切り替え

接続後、Bluetooth Explorerというアプリを使うと、Macに内蔵されているものと今回のUSBのものどちらを使うか、選択できます。


Bluetooth Explorerはアップルのサイトからダウンロードできます



画像の通り、Cambridge Silicon RadioがACTIVEなら成功です。

Cambridge Silicon Radioがアクティブになっています


無事に認識、BLEにも対応

Bluetooth Explorerについて詳しいことは、検索すればいろいろ出てきます。
詳しくはそちらをご覧ください。

ということで、特に内部をいじることなく、USBを接続して設定をするだけで移行できました。

余談

最後に余談ですが
アップルが新しいチップを搭載したMacを発表しました。

出典:https://www.apple.com/vn/mac/m1/



今使っているMac Proも、あと数年てところでしょう。

Mac OS Xが動く最後のMacとして、今後も末長く愛用していきます!

それでは、また。