お久しぶりです。
話題のpovo2.0を契約してみました!
動作保証外のiPad Proで運用できるのかを試したく、その開通までの作業記録です。
povo2.0は基本料金0円
povo2.0の最大の特徴が、基本料金が0円であることです。
0円といえば、楽天モバイルのUN-LIMIT Ⅵも話題になりました。月間1GBまでのデータ通信の場合は0円、3GBまでなら税別980円です。
povo2.0は、この楽天モバイルの対抗策となることが容易に想像できます。
0円なので気楽に試せるのが良いですね。早速契約してみました。
契約、本人確認からeSIM発行までアプリで完結
サービスローンチ日に早速申し込みました。今回は即日使いたかったのと、手持ちのiPad Pro 2011がeSIMに対応しているので、eSIMを選びました。
流れは、ざっくり以下の通りです。
- povo2.0のアプリから申し込む
- オンライン本人確認(eKYC)
- 本人確認の完了通知を受け取る
- eSIMを発行する
- eSIMを読み取る
今回はトッピング無しでいきます。そのため、お支払い金額は0円です。以前あった事務手数料はかかりません。
ただし、180日以内に課金しないと回線停止、さらに停止後30日以内に課金がされないと契約解除になります。この点は注意が必要です。申し込み時にも記載されていますので、詳細はスクショの画像をご覧ください。
動作保証外のiPadで使う方法
iPadでも使えるのか、やってみました。
結論から書くと、使えました。ただし、プロファイルのインストールが必要です。
povo for iOS プロファイル
最初eSIMを読み取った時、この点に気づけずに圏外表示が続いたので困り果ててました。
情報を収集した結果、iPhone向けのプロファイルをiPadでも強引にインストールすることで解決できました。方法は、iPadで上記のプロファイルにアクセスします。すると、インストールの確認画面が出ますので、タップして進めればOKです。
下りは遅い、上りは速い
回線の速度テストをやってみました。
3回連続で実施した結果は以下の通りです。
下りは公称128Kbpsの半分以下、上りはなんと最大4Mbpsも出た |
検証動画
この検証を動画にしました。よければぜひご覧下さい。
総評
0円なので文句を言うのもお門違いかと思いますが、個人的に感じた良い点悪い点を挙げると…
- 良い点
- 0円で低速データ通信し放題
- 0円で電話番号が持てる
- 上り速度が3〜4Mbpsも出る
- 悪い点
- 下り速度が公称の半分以下
- 180日間、無課金だと回線停止
個人的に、povo2.0の弱点は、無課金だと回線停止に追いやられる点です。楽天モバイルの対抗策と思われますが、大きな違いがこの点です。楽天モバイルでは、回線停止といったことはありませんでした。ついこの間までは…。
先日、楽天モバイルも180日間で利用がない場合、回線停止となる旨の規約変更がありました。
ポイントは、180日で利用がなかった場合と規約に記載がある一方で、課金の有無については言及されていません。そのため、180日以内に1度でもデータ通信、楽天リンクを使って電話をかければ回線停止を回避できると読み取れます。
2021年7月1日(木)より、Rakuten UN-LIMIT VIの1回線目において180日間ご利用がなかった場合に、事前に通知した上で当社が利用停止できるよう規約を変更いたします。https://network.mobile.rakuten.co.jp/information/news/service/687/
povo2.0と比べると曖昧な表現です。利用=電話をかけるなのか、データ通信なのか、それとも課金なのかが不明瞭です。
この点については、既に楽天モバイルで1GB未満にて運用中なので、180日過ぎた頃に検証してみます。
最後に、個人的な推測ですが0円利用者の推移によって、今後条件を変えてくるのだと思います。回線を維持するだけでも相当なコストがかかっていると、三木谷社長もコメントしていました。
今後、規約の変更の可能性も否定できないので、注目していきたいと思います。
以上となります。
まずは180日間0円で使ってみます。
そして、満足度次第で継続するか解約するかを決めたいと思います。
それでは、また!